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星間に谺す光 真空に響き渡る誰かの音楽 空耳の耳を澄ませば風化する木霊の語った倒木の昔 過ぎる雨雲のふち 虹色翼の天使追いかけて水のいたずら 幻獣を連れた道化のまとうもの 星の生まれる気体X 真昼の雲間に光るあれは道化のほうった欠けし夢水晶 幻獣が砕けた玉をつかもうとする 夢をあきらめない彼ゆえに 水中でずっとあなたを待っていた もだえ生まれるプルシアンブルー 天国は滅びたのだ 天使の乾いた言葉が都市を転がる よどみし空気を隠すよう寂しきネオンの光るエリュシオンの夜景 色あせども消えぬ記憶または水面に広がりし水彩絵の具 背中の翼(はね)が何気なく薄れだす人の幻想の産物ゆえ 塵の舞う塔のチンダル現象の中に眠る天使のDNA 夢幻などもういらない 溶けてゆく翼に隠れたる祈りと怖れ 知ってるよといった僕は本当は知らなかった何も知りたくないよ 重いものをもって天へはゆけないすべてを捨ててと天使は言う 今日のマスカラは茜色うつらうつら眠りに入る空のまつげ 何のため天国へ行くの?もう二度と生まれぬために ルシファーの答え 命の螺旋階段を登るごとくシューベルトの音色は飛翔し その声の広がりは境界線を消し去り浮かびあがるサバンナ 火竜の棲む星を持っていたいコンクリートに挟まれた路地で 木枯らしで痛めた耳で聞いた君の声のあたたかさは羽毛 モードに誘われ異世界を臨む霧に沈める寺院は杳かなり 空間の透き間に響くモードは湖面に燃え上がる水の気配 雲に包まれ浮かび上がる 沈める寺院に大地はいらない 深緑の映る水面を走る平石 和音の上を飛ぶ倍音
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