Images 3
引力の狭間に立つ道路標識 可能性の方角を示す 謎めいた風見鶏 目をぎょろりとさせて風になり空へ消えたり オレは風を見張っていると思ってて 風におもちゃと思われていた 金色とさかの風見鶏をきらきらさせるのが嬉しくて風は吹く 予備校を異世界に見せる青い窓 くすんだ空は天気不詳 青い窓越しの暗い空は世界からわたしたちを隔離する 夢もなく乾いた宙にただよう塵 光の道をわたしに示す 一点へ消えゆく調べに吹かれし意識は無限に発散する 隠しておきたい言葉を放り込む紙の狭間にわたしである意味 天空を仰ぐときのみひとり 地獄絵図より込み合う都市 白い雲 ひとえふたえと浮かぶべし 空の高さをはかりたい時に 星の核より湧くごとき和声に砕け散りゆく空色の重力 踊り狂う夢を抱えて現実は上を向いたまま麻痺している 空耳は耳を澄ませば風化する 探り当てた古代遺跡もまた 空気がしびれるほどに歌いたい声を飛ばして生きることを
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