Images 4
蒼穹のため息白く樹に降りて空と大地の結び目をみる 雪の散れば恥じらいもなく天へ手をさしのべられる ケルビム降臨 人ごみの中ゆえひとり感じている吐息の濃さと「あなた」の希薄さ 透明な殻に閉じこもり渡り始めるスクランブル交差点 人ごみの中透明な鎧の擦れ合う音は虚無感に積もる 天使と笑い合っている摩天楼 人の生気を奪って生きる 突き出たビルの頂で愛を歌うかぼそき声の天使の憎悪 太陽の支配する空を得ようと人類(ヒト)はただ高い塔を建てり 魔を近く感じて街を人ごみを歩く心にかかる闇の気 空耳とデジャ・ヴュは同じ琴線に触れる ひたすら虚空を旅して 夜空という穴より宇宙をのぞき見る 踏みしめられる大地は狭い 明るい空からは何か降ってるよ駅への道に影も落とさず 星明り 空の底より届くもの 果てなく広がる宇宙の影 ノートに日のあたりてまぶしきも銀河をゆく推進力となる わたくしも宇宙を砕く風である 道端の花を手折るのだから 地平線の草原より巣立つ鳥 朝焼け色の魂を持つ 風に紛れ消えてしまったゾル状のうろこ持つ幻の龍
Copyright © 2005-2007 iku All rights reserved.
mail : iku@ag5.net
