FLOATING IMAGES-短歌-かばん・2007年10月号

すこしせいなる子どもたち

夏というすこしせいなる子どもたちレモンの光のTシャツを着て
日中は駆けつづけてた。通り抜ける路地はだんだんカラダになった
しろいひろいひかりを見たら拾ってねホワイトホールはパンドラの箱
お昼どきフェンスの上にいた日から三分遅れの時計のままで
疾走につながる風は夏というすこしせいなる子らの残像
大股で歩けば風が過ぎてゆき記憶できないものがふえゆく

9月号 | 11月号

同人誌「かばん」に
発表した作品です。

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