FLOATING IMAGES-短歌-かばん・2008年2月号

深い空

きらきらがわらってはねてあたりにはきみがふりまくいとしさばかり
晴れた夜ちいさく呼んでみた名まえとりわけ深い空へと溶ける
夜景には本当の星が隠れてるしっぽを見たらお祈りするね
星空の気温はつんと冷たくて淡雪がふる 声がきこえる
この街に瞬く明かりうけとめて眠くなるまで妖精でいて
やさしさがすこし怖くて両手にはあまる花束ふぁ、と零れそう
空耳が聴かせてくれる夜空へと透きとおりゆくあなたの声を
思い出はなくならないよ永遠はすぐそばにある笑っていてね

2008年1月号

同人誌「かばん」に
発表した作品です。

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