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製作した人/福田亜紀子 

覚醒。覚醒をお題に一筆書こうと机に向かったはいいけど全然思いつかない(自分達で決めたテーマなのに)。ここで覚醒したらスラスラ書けるようになるのかね…とりあえずCDでもかけましょうや、と部屋に音を充満させる。そこで気が付いた。

覚醒する瞬間、まさに音楽を聴く時がそうじゃないか?解らない・思いつかないなどの “ないないづくし“の状況を音楽で救われたことは数知れず。覚醒する瞬間は人それぞれだけど、私は音楽(特にライブ)で覚醒することが多いみたいだ。
素敵なライブを観て覚醒する瞬間、あたしの目はステージにいる彼ら全員が一つの塊に見えてくる。きっと目をつぶっても同じ光景を見れるだろう。そして、絶叫マシーンで遠心力に耐えてる時に似て、物凄い勢いでぐぐぐぅっと引きずり込まれて、あと少しで倒れるーって時に今度は逆方向にガガガと引っ張られていくような…。こういう感覚に陥った瞬間にあたしの脳みそは覚醒する。うそみたいに“ないないづくし“状況から一転、全てのものがクリアに見えてくる。目の前はスケルトン!!!

そもそも悩んでいる時、実はほとんどの答えが既に心の奥底で決まっている。その答えに自分が自覚するか否かは、覚醒するか否かの差ゆえきっかけが大切なのだ。無意識にそのきっかけを探して、私は今、音を充満させたんだ。

CLASSIFY:Photo / OTHER:私が覚醒していくまでの混沌としたイメージ