西暦2010年。勃発した“第1次超能力大戦”は“NOA(ノア)”本部の突然の爆発、総帥キースの失踪という思わぬ結末を迎えることとなった。 その首謀者はノアの一員であったウォン。彼は裏で軍上層部と密約を交わし、ノア本部の破壊とノアに所属するサイキッカーたちの身柄を手土産に、彼の発案である“軍サイキッカー部隊”の指揮権を手に入れたのである。 これにより多くのノアの同胞は命を落とし、助かった者も侵攻してきた軍によって捕らえられた。サイキッカーたちは再び絶望の淵へと叩き落とされたのであった。 それから2年後の西暦2012年。軍の超能力研究はウォンの手によって飛躍的な進歩を遂げ、各国で熾烈な開発競争が繰り広げられていた。サイキッカーの存在はもはや極秘事項ではなくなり、民間の間でも「魔女狩り」にも似たサイキッカーの告発が相次いだ。 次々と居場所を失っていくサイキッカーたち。しかし、彼らの元に“キース復活”のテレパシーが送信された。発信者は元ノアの同志、カルロ。死んだと思われたキースは生きていたのか…? 希望を胸に、世界中のサイキッカーは次々とカルロの元に集まった。“新生ノア”の誕生である。 軍サイキッカー部隊と新生ノア。両者の緊張は次第に高まり、一触即発の空気が漂い始める。 しかし、その微妙な均衡を崩す者が現れた。所属勢力に関わらずサイキッカーを狩る“サイキッカーハンター”、そして彼に同行する少女…。 軍、新生ノアは共に彼らの正体究明に乗り出し、その動きを察した退魔師集団“影高野”も動き始める。 ここに“第2次超能力大戦”の火蓋が切って落とされた。 |