20世紀末、いつからか特殊な能力を持つ人間が出現し始めていた。科学では未だ解明できない未知の力“超能力”。しかし、その存在は一般に知れ渡ることはなかった。
 新たな軍事兵器の可能性として注目された超能力者“サイキッカー”たちは密かに国家レベルの研究所に身柄を拘束され、人権すら剥奪され過酷な人体実験を強いられていたのである。

 しかし、2010年。虐げられ続けていたサイキッカーたちに光明が差す。研究施設からの脱出に成功し、全世界のサイキッカーにテレパシーで非人道的行為に対する抗議を呼びかけた者が現れたのだ。その名はキース。
 各地でサイキッカーの脱出が相次ぎ、彼らは次々とキースの元に集った。サイキッカー集団“NOA(ノア)”の誕生である。

 一方その頃、キースの親友バーンは突然姿を消したキースを探して旅を続けていた。テレパシーによって行方を突き止めたが、人間に強い憎しみを抱くようになっていたその姿に愕然とする。
 そして、サイキッカーによる理想国家を作り上げようとするキースを止めるため、戦いを挑むのだった。

 また、サイキッカーを危険視する退魔師集団“影高野”も行動を開始、軍にも“対サイキッカー部隊”が設立される。

 のちに“第1次超能力大戦”と呼ばれた戦いの幕開けであった。

異能者達の宴へ