週末ドライブ2008年9月号 (神奈川県発着)  富士山・宝永山

旅度



 ■2008年9月23日(火)

富士山(3,776m)の 南東側の山腹にどっしりと構える宝永山(2,693m)。
滑らかな曲線を描くダイナミックな山容は水ヶ塚PA等からも眺めることができますが、せっかくなら登っておこうということで 時季と好天を狙ってやっと行くことができました。

【東名道】

東名道から富士山早朝夜間割引利用のため、6時前に高速へ乗り込みます。今回もギリギリだ〜^^;。しばらく走らせると富士山が見えてきました♪
御殿場ICから下道です。
(神奈川県〜静岡県)
【県道23号〜富士山スカイライン】  無料P 各所

県道23号から富士山県道23号で富士山へ急接近♪

花のシーズンはもう終わりかな?と思っていたら、道路脇にはまだまだたくさん咲いています。車をとめて写真を撮りたいところですが、今日は目的が違うので我慢我慢。一際大きいフジアザミは車内からでもはっきりと確認できます。

新五合目(富士宮口)へ向かう途中、下方に雲海が見え始めました。キレイ〜!
(御殿場市〜裾野市〜富士市〜富士宮市)
【新五合目】 ★おすすめ★  無料P 適度な広さ/上段は混雑

雲海施設周辺・上段の駐車場は混雑しているので私たちは下段へ。思っていたより車も人も多いです。

一面に広がる雲海の中にちょっとだけ顔を出してるのは愛鷹山南アルプスの一部かな?こんなに良いお天気なのに、下界から見ると曇り空なんでしょうね。

新五合目にはチップ制(100円程度)と無料のお手洗いが別々にありました。
8:17 それでは宝永山を目指して出発〜!

富士山を見上げる赤っぽい山肌に黄色の紅葉がよく映えます。山頂を見上げると快晴の青空。途中、雲海の切れ間から富士宮市街が見えました。

溶岩っぽい登山道 新六合目の自販機

新六合目の山小屋はまだ営業中。観光の方もここまでは結構来られるようですね。
自販機は、缶が250円、ペットボトルが300円くらい。

山小屋の先に、富士山頂を目指す登山道と宝永火口への分岐がありました。一度くらいは山頂を目指してみたいけど、体力に自信がありません^^;。
お中道・平坦で楽々〜 分岐を越えてしばらく歩くと…「お!おお!」


宝永火口

目の前に広がったのは、荒涼とした不思議な巨大空間!想像以上に大きかった火口の向こう側には、火口壁と宝永山頂、そして下の県道からよく目にする赤岩。それにしても大きい!!

宝永火口ができたのは、宝永噴火が起こった1707年。第1・第2・第3の火口が連なり、この第1火口は最大直径1,000m以上と、富士山頂火口(直径約850m)よりも大きいそうです。3つの火口が同時に噴火して、江戸の町にも降灰があったのだとか。

山頂方向富士山頂方向には濃い赤色の岩盤が。今もこの急斜面を転がってくる落石があるのだそう。

ヤマホタルブクロとフジアザミ秋の色に染まる中、見掛けたのはヤマホタルブクロフジアザミ♪他にもオンタデ・イタドリ・ハコベなど。

ここまでなら一般の観光でも比較的楽に散策できると思います。靴の準備くらいは必要ですが。
宝永山頂を目指すため、第1火口底へ下ります。

第1火口とこれから登る宝永山宝永山頂へ行くには正面の火口壁を登ることになるのですが、登山道に見える人影がやたら小さくて、これは意外と大変そう…。
宝永山の足もとにあたる赤岩は、古富士火山の地層が押し上げられて露出したのだとか。

噴石丘赤岩の上空に
第1火口底の噴石丘。火口底の標高は2,420m。新五合目と20mしか変わりません。
ふと空を見上げると、赤岩の上空にぽっかりと雲ができていました。
火口壁を登る火口壁を登り始めます。
スタート直後はまだ歩きやすかったのですが、登るごとに足下の砂礫が深くなり、1歩進んではちょっと滑り落ちてるような…^^;。かなりの急坂、細かく休憩を入れながらぼちぼち進みます。

登山道の折れ部分は見えているのだけど その距離がなかなか縮まらない感じは、北海道縮尺の地図に慣れないまま北海道を走った時の気分に似てますね(笑)。
今までの歩き旅の中で一番しんどかったよ…うん。


迂回路を見落としてショートカットの急斜面側を登ってしまったり、歩き方をいろいろ変えてみたりしながら、なんとか火口壁の上へ。すると落ち着く間もなく今度は風の洗礼!吹き飛ばされそうな強風と黒い砂埃が容赦なく襲いかかります。口の中までちゃりちゃりするー(>_<)。

十二薬師大砂走り
上を見上げると十二薬師という岩脈。東側には御殿場口への下山道・大砂走りが見えます。

宝永山頂二ツ塚
11:28 吹きつける強風に注意しながら宝永山頂(2,693m)へ到着〜。

雲海もキレイなのですが、雲がなければきっと展望も良くて全く違った風景なのでしょうね。雲の切れ間に二ツ塚(1,929m)が見えました♪砂があまりにひどいので昼食は後回しにしてのんびり。

強風の中 砂礫にしがみついてるのは、変わった色のカメムシとハチ。踏まないよう気にしつつ、来た道を戻ります。火口の内側に入ると強風はありません。

富士山頂を見上げる火口の大斜面
富士山頂がすごく近くに見えるのだけど、実際歩くと遠いんだろうな。

往復してきた登山道色を変える宝永山
下山〜。ブレーキを掛けながらの下りも結構大変^^;。
火口底で昼食を済ませ、来た道を戻るかたちで新五合目へ。(第2・第3火口はまた次の機会に)
午後になり太陽の位置が変わると、宝永山の独特な色味がはっきりとしてきました。

紅葉の富士山と秋の空 13:55 新五合目到着。

約5時間半、のんびりと富士の大自然を満喫できました!しんどかったけど楽しかった〜♪
◆毎度のことですが、私たちは写真を撮りながらの超のんびりスローペース山歩きです(いつも一般的な所要時間の約2倍ほどかかります^^;)。コースタイムの参考にはなりませんので念のため。

◆今日はお天気も良く、半袖Tシャツに長袖シャツでちょうど良い感じ。宝永山頂の強風で少し冷える感じはありましたが、ウィンドブレーカーを着ることはなかったです。
その後、水ヶ塚PAへ立ち寄りましたが雲がかかってイマイチ。
(水ヶ塚PAからの眺めはこちらで>>> 週末ドライブ 2004年11月号
東名道・御殿場ICから高速へ。
使うことはほぼ無いだろうと思っていた休日昼間割引適用で帰りも安く済みました〜^^。
 

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